東日本におけるジャパンファームの歴史は、鹿児島での設立とほぼ同時期、1968年に遡ります。三菱商事は、畜産インテグレーション事業の一環として、農家への委託方式による菱東ブロイラー㈱を千葉県に設立しました。これにより、東京都を中心とする首都圏に、安定された品質で新鮮な鶏肉を短時間で供給することが可能となりました。

工場ももライン

菱東ブロイラー㈱は、1999年にときめきファーム株式会社となり、千葉事業所は良品工場と名前を変えます。翌年2000年には、岩手県に所在していた東北ノーサン食品㈱を買収し岩手事業所(新鮮工房)として稼働、ケンタッキーフライドチキンへの供給を開始しました。

東日本事業部ロケーション

その後、2011年に岩手事業所で、2013年には千葉事業所で食品安全の国際規格であるISO22000を取得しました。また、自社ブランドの生産・製造に取り組み、2014年には良品工場から『房総ハーブ鶏』、2015年には新鮮工房から『奥州ハーブ鶏』の販売を開始しました。

奥州ハーブ鶏

2019年4月、ときめきファームは同じ三菱商事グループであるジャパンファームと合併し、良品工場はジャパンファーム千葉工場、新鮮工房はジャパンファーム盛岡工場となり、ジャパンファームは全国4工場体制となりました。鹿児島から、千葉から、岩手から、日本中に新鮮でおいしい安全な鶏肉を。名実ともにジャパンファームとして、日本の食を支えています。

盛岡工場

東日本事業部(旧ときめきファーム)20年の歩み 記念VTR